母との時間
母の病院の支払いと
面会に行く。
時間を間違え30分も待たせてしまった
母は、私をみつけると号泣する
いつもだ。
泣く母は苦手。
その度ごとに、家に帰る、このままここにいる
を繰り返す。
「私はおとなしいから、誰とも話さずひとりぼっち」
みたいなことを言う。
昔から母は、
調子が良く、人により話す内容が違ってしまう。
ケアマネのかたが
「初子さんは、いつもだれかと話していて、スナックハツコみたいに悩み相談までされてるじゃないですか」
スナックハツコ！Σ（・□・；）
そのキーワードにびっくり
そういえば
私の店開店当時
スナック、ママさんかと思うくらいお客様密着して、距離が近い、じい様たちにモテモテな日々…
私より、よっぽどママっぽい
なんて言われてたな。
いまはすっかり、白髪になり
あの頃の母と変わらないのは
父が惚れた
華奢な手。
いくつになっても母の手はきれいだ。
私の父は、そんな母の手にゾッコンだったらしい。
そんな母が
「いまは、彼氏もいないし、寂しい」
とポツリ。
「大丈夫。娘のアタシは、カーチャンより彼氏いない歴長いから」
相変わらず、恋をしたいらしい。
節分に作ったものだろう。
マスコットキャラクターは
ゲームで頑張ってゲットしたのだとか。
ニコニコ笑顔で夢中になってゲームに参加している母を想像してしまう。
手作りって、やっぱり癒される。
ちょっと遅い、鬼はソト、福はうち
だな（笑）
カンケーないけど
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♯上を向いてあるこう
を、一瞬 井上 と思ってしまい
ひとりでクスクス笑った。
みんな、わたしのほうをむいて（笑）