【お知らせ】カラオケステージそらは『ステージカラオケ 唱』として3月3日指宿駅の近くにオープンしました

のぞき

日常のこと

本日のお話は

のぞきというコトバ。

あの、覗きではありません。(笑)

お寿司🍣を食べるときの小皿

みなさんはなんてよんでますか?

我が家では小さい頃から

「のぞき」です。

前に

友人に「のぞき、とって」

と言って通じなかった事があります。

一般的には小皿で通用。

皿の大きさにもよりますが豆皿とも呼ばれています。

豆皿(醤油皿)は小皿の中でもさらに小さいです。以前は手塩皿(てしおざら)、おてしょなどと呼ばれ、食事の際に不浄のものを払うために塩を盛り、お箸の脇に置いておくためのものでした。最近では、醤油や酢などの調味料を入れたり、小さなおかずやお新香、お口直しのデザートの盛り付けにも使われています。

なぜ
のぞきと呼ばれるのか調べてみました。

🍣 「のぞき」というのは関西で使われる言葉だそうで
言葉の由来は、

刺身などの醤油小皿や、つけたれを

「どっぷりでなく、ちょっと覗く」というほどの意味で「のぞき」と言われるようになったそうです。

最近では、絵が浮き出る醤油小皿もあり、子供が大喜びしそうですね。

たっぷりいれても、凹みの部分だけにしても可愛い。

寿司屋の専門用語なら
「醤油」=「むらさき」、
「お茶」=「あがり」、
「わさび」=「なみだ」

「シャリ」=「すし飯」
などがありますが、これらは店員の使う隠語であって、
客が使う言葉ではないので気をつけてくださいね。

実は

私の父は

寿司を握っていたことがありました。

それで、寿司の醤油の小皿を

「のぞき」と

よんでいたのでしょうか?

父が握るしめ鯖の握り寿司は

とても美味しくて

「寿司を醤油につけるときはちょっとだけネタにつけるんだぞ

シャリにつけるな」

いちいち、うるさかった父。

ガン末期で握る力もなくなり

気丈な父が

「失敗した。やっせんかった」

と言い食べた鯖のにぎり寿司が最後になりました。

きっと生涯、鯖の握り寿司は

たべられないかな。

父を思い出して泣いてしまうから。

私にとって

鯖の握り寿司は父の味。

父がいなくなって5年

いまでは「のぞき」と

呼ぶ事もなくなったけど

ふと

「のぞきとってくれ」

と言っていた父の声を

思い出した朝でした。

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