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まるで飛ぶ宝石!硝子細工のような蝶

生き物

NHKの教育テレビを観ていたら
『スカシマダラ』
と写真が紹介されていた。

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地球上には約80万種もの昆虫がいるとされている。その独特な美しさに魅了された人も多いが、なかでも美しい昆虫として人々から愛されているのが蝶である。

中央アメリカに日本では見られない美しい蝶がいるそうだ。その蝶の名は「グラス・ウィング・バタフライ」。名前の通り、ガラスのように透明な美しい羽を持つ蝶なのだ。

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引用元:http://coolum.sblo.jp/article/106233123.html

グラス・ウィング・バタフライの羽の大きさは「5.6~6.1cm」
グラス・ウィング・バタフライ(学名:Greta oto)はメキシコ、コスタリカ、パナマなど代表される中央アメリカに分布している。彼らの特徴は何と言ってもその羽だ。まるでガラスのように無色透明、向こう側まで透けているのだ。

羽のフレーム部分は、黒。だが光の加減ではオレンジにもオーロラにも見える。羽ばたくと羽がキラキラと輝く。その姿はまるでガラスや宝石でつくられた工芸品のようだ。

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スカシマダラの幼虫。
なんだか貫禄があります。

現地ではその美しい羽をガラスとたとえるほか、「小さな鏡」とも呼んでいるそうだ。なんてファンタジックなネーミングだろう。

はかなげな雰囲気さえするグラス・ウィング・バタフライだが、小さな体で体重の40倍もの重さを運ぶことができる。飛行スピードも時速約12キロだ。

それにしても美しい。こんなに美しい蝶がこの世に存在したなんて。現地の人にとってはごく自然なことかもしれないが、グラス・ウィング・バタフライを見ることができない地域の者からすると不思議以外の何物でもない。

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科学技術が発展し、地球は小さくなったと言われる。だが我々はそれ以上に小さい。何でも知った気になってしまいがちだが、やはり人類にとって地球はとてつもなく広く、また神秘にあふれているのではないだろうか。

参照元:Youtube PBEDROSSIAN ehow.com(英語)

トンボマダラとも呼ばれており

透明の翅をもつ理由の一つは、その生息環境や行動にあると思う。

 トンボマダラチョウはふだん、熱帯雨林や雲霧林のジメジメとした薄暗い場所を好んで休んでいる。そうした場所だけなら灰色や茶色の地味な翅でも目立たないのだが、このチョウの場合、花の蜜を吸ったり、長距離の渡りをしたりと、明るい開けた場所にもよく出没する。
 そんなふうにいろんな環境で活動するなら、透明な翅が役立つ。環境を選ばず、どんな背景にもとけ込むので、捕食者に見つかる確率が減るのだろう。

 さらにトンボマダラチョウは、敵に見つかりにくいばかりか、食べられにくいという特徴ももっている。ピロリジジンアルカロイドという毒の成分を成虫期に少しずつ体内に蓄えていき、鳥などからの捕食を回避するというのだ。

 そのためか、この透明チョウになりすますものも少なくない。たとえば、下のシロチョウの仲間。トンボマダラチョウの標本に間違って入っていたりするほどのそっくりさんだ。トンボマダラチョウに擬態することで、敵から狙われにくいという効果があるのだろう。

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動く
姿もさらに美しく神秘的。

塗れると硝子みたいな花

私の大好きな花です。

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