【お知らせ】カラオケステージそらは『ステージカラオケ 唱』として3月3日指宿駅の近くにオープンしました

もう会えないあなたへおくる歌

日常のこと

常連のお客様が

いつになく元気がない。

昨日、

20年間、一緒に歌を歌ってきた仲間で

その方が

誰にも看取られず

自宅で亡くなっていたという。

その第一発見者になった。

コロナのせいで

寂しい見送りになる。

そのせいか、

紛らすように

どんどん曲をいれる。

島のブルース

2番からは号泣。

もらい泣きして私も大泣き。

その方が島にいる娘さんを思い、

いつも歌っていた曲。

どうやら、今日は

彼なりの彼女に対するみおくりのうた

なのだと思った。

歌好きの友には歌でおくる。

浪花善哉

私の大好きなデュエット曲だ。

いつものように一緒に

いつものように歌ってくれるはずだ。

ただ、

違っていたのはパートナー。

お客様は泣き出してしまった。

私じゃ、駄目らしい。

背中をトントンしながら

もっと泣き出したのは私のほう。

お客様の気持ちをおもうと

なにもしてあげられない。

ただ

一緒にうたうだけでも

寄り添うだけでもいいのかな

と思ってしまう。

男の涙に弱い

泣き虫な私です。

涙腺崩壊継続中のまま、

このブログをかいてます。

思い出しても泣けてくる。

お客様に寄り添う。

ソーシャルディスタンス

と言われそうですが

こんな日ばかりは

私から

近寄ってもいいですよね?

歌は

ひとを哀しくさせたり

元気をあたえたり

生きる力をあたえてくれたり

思い出の曲は

たくさん。

思いだす時間も

男と女ではなく

亡くなった歌友に送る

彼女の

好きだった曲。

歌でわすれられない

思い出してしまうことばかり。

それだけ歌が関わっていたっていうこと。

いつもより早めにかえられたお客様。

今度は笑顔で

一緒に歌えたらいいですね。

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