海の声がきこえる
「ママ、こんなの見つけた!」
小さな小さな貝は
颯良の指くらいの大きさ。
駐車場の草防止のコンクリートのなかに紛れてたらしい。
そんななかに貝があるのも不思議だけど発見してしまうのが
小学生のすごいとこだ。
数日前、潜りに行き持ってきてくれたひとのみな貝と一緒に入ってた
この貝、
小さい貝を耳にあて
この貝も
浜辺できくと
ゴォ〜ッと聞こえるのに
シーン
聞こえてるような
いないような
波の音?
海の音?
浜辺の音?
耳にあてる
こどもと同じ空間を共有
できるかとがいいことなのかもしれない。
夢がないかもしれないけど
海の音がするのは
貝殻を当てると生まれるわずかな空間
「貝殻を耳に当てると、耳との間にわずかな隙間ができます。
この隙間にノイズが入って来て起こる様々な現象が、あの波の音です。隙間から音が入って来ると、音は貝の渦巻きの中で色々な干渉を起こします。
大きくなったり、小さくなったり、
高い音が強調されたり、低い音が強調されたりと、
音の状態が複雑になりますまた、中で共鳴もします。
音が少し大きくなり、渦巻きが引き起こす干渉を合わさって
ゆらぎのように聴こえてきます。
きっと、これが、波のような音に聴こえるのですね。」
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