モンシロチョウと遠足と颯良(そら)
長崎鼻までの遠足当日。
お天気もポカポカで暖かくて
お弁当と
デザートに巨峰(種ナシ)
いつもはネムネムの颯良4歳は
「遠足だよー」
の一言で
飛び起きた!
通園バスがお休みなので
いつもより30分早い時間。
リビングに降りると
一羽のモンシロチョウが舞っていた。
あれれ?
池田湖が見える障子に止まっている。
まるで、池田湖を見つめるように。
そっと指でつまむと
簡単に捕まえられた。
颯良の袖にとまらせると
じっとしている。
颯良は、4歳になったばかり。
することなすこと
ずいぶんお兄ちゃんになってきた。
数分後、ガラス戸をあける音がしたかと思ったら
「蝶にがしてあげた。」
私、「どうして?」
颯良「蝶はね、おうちの中は、
ご飯も食べられないし、ウンチもできないからかわいそうなんだよ。」
その一言で
生き物に対する思いやりの気持ちに成長を感じられた。
ふと、座布団のしたに
パラパラと
髪の毛の束に気がつく。
3センチほどの柔らかな毛…。
颯良の前髪に
しっかり、証が残ってた。
なんで、わざわざ遠足の日の前日にやるかな…。
颯良は
違う意味での成長もたくましい(泣)
まっ、いいか。
我が家では夕張メロンなんて
口にしない。
私の怪我のお見舞いにいただいた
夕張メロン。
颯良君には皮もカットして一口サイズにして
あげた。
「このカボチャおいしいね!」
颯良のことが心配で
たまらない天国のおーちゃんが
蝶に姿を変えて
見守ってくれてるのかもしれないね。
今日は
遠足、思いっきり楽しんできてね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません