がばいばあちゃんの勇気がでる50の言葉
”がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉” 島田洋七著/徳間書店
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0.『俺ってアホかなあ』とか思わんでも、もうみんな知ってる。
だから、学校か会社に早く行け。
1.人に気づかれないようにするのが本当の優しさ、本当の親切。
2.通知表は、0じゃなければええ。1とか2を足していけば5になる。
人生は総合力だから。
3.悲しい話は夜するな。つらい話も昼にすれば何ということもない。
4.嫌われているということは、目立っているということ。
5.「暑い」「寒い」と、うるさく言うな。夏は冬に感謝し、冬は夏に感謝
しんしゃい。
6.拾うものはあっても、捨てるものはないと。
7.今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら、旅行にいったり、
寿司食ったり、着物を仕立てたり、忙しか。
8.あんまり勉強するな!勉強すると癖になるぞ!
9.『ばあちゃん、英語なんかさっぱり分からん』
『じゃあ、答案用紙に「わたしは日本人です」ってかいとけ』
『漢字も苦手で…』
『「ぼくはひらがなとカタカナでいきていきます」って書いとけ』
『歴史もきらいでなあ』
『歴史もできんと?「過去にはこだわりません」って書いとけ」
10.死ぬまで夢をもて!その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。
11.頭がいい人も、頭が悪い人も、金持ちも、貧乏人も、50年経てば、
みーんな50歳になる。心配するな!
12.もし泥棒に入られても、何も盗られる物はない。
あんまり何もないから、置いていってくれるかもわからんばい。
13.2人、3人に嫌われても、あと地球には、60億人がいるよ。
14.笑っておけば周りも楽しそうになるよ。貧乏人がいちばんやれる
ことは笑顔たい。
15.『来年がんばろう』と思ったら、まず来年になるまでがんばれよ。
16.少しのお金とたくさんの友だちがいたら、人生、勝ちかもね。
17.子どもが泣いても怒るなよ。子どもはあんたを頼っているからね。
18.さよならと言えるだけでも、幸せ。またねと言えたら、もっと幸せ。
久しぶりねと言えたら、もっともっと幸せ。
19.頭のいい人はちょっと暗いし、アホは明るいし、世の中すごく
バランスがとれとるよ。
20.高いものがうまいんじゃなくて、今、食べたいものが一番うまいし、
高級品たい。
21.私の人生、何なんだろう?とか、難しく生きるなよ。
終わりにしかわからんばい。
22.時計が左に回ったら、壊れたと思って捨てられる。
人間も昔を振り返らず、前へ前へと進め!
23.おはよう、と言えたら素晴らしい。こんにちは、と言えたら
かっこいい。いただきます、と言えたら絶好調!
ありがとう、と言えたら天才だよ。
24.本当の愛と愛はぶつからない。愛と愛を足したら
大きな愛になるはず。
25.ずっと二人でいようね。汽車に乗るときも船に乗るときも
上り坂も下り坂も信号を待っている時も。
26.まず仕事をしよう。仕事さえすれば、みそ、しょうゆ、米、
友だち、信用がついてくる。
27.ゼイタクすることだけが幸せじゃない。
小さな幸せを大きく感じることが本当の幸せかも。
28.今日、明日のことばかり考えるな。百年二百年先のことを
考えろ!孫や曾孫が五百人ぐらいできて、楽しくて
しょうがなか。
29.葬式は悲しむな。丁度よかった、しおどきだった。
30.人がこけたら笑え。自分がこけたらもっと笑え。
人はみんな、こっけいだから。
31.ケチは最低!節約は天才!
32.コツコツやってもなあ、と思う前に、コツコツやれ!
コツコツの先に成功があると思うよ。
33.鰯を食べてるからって、貧乏じゃない。昔の人が鰯を見て、
鯛と名前をつけていたら、鯛は鰯ばい!
34.海水パンツなんかいらん!実力で泳げ!!
35.二股の大根も、切って煮込めばいっしょ。曲がったキュウリも、
きざんで塩でもんだら同じこと。
36.世の中には、病気で死にたくない人がいっぱいおるのに、
自殺なんて贅沢だ。
37.貧乏には二通りある。暗い貧乏と明るい貧乏。うちは明るい
貧乏だからよか。それも、最近貧乏になったのと違うから、
心配せんでよか。自信を持ちんしゃい。うちは、先祖
代々貧乏だから。そして、由緒ある貧乏だから。
38.学校には学校の教科書がある。社会にはもっともっと大きくて
もっと分厚い、もっと大事な教科書がある。心配するな。
39.大変なほうを先にやる。そしたら、あとが天国だから。
40.自分がいちばんわからない。人のことはよく分かる。
41.人生好きに生きないといかん。自分の人生だけん。
42.世間に見栄はるから死ぬ。うちはうちでよか。
43.金、金と、言うんじゃなか。一億円あったって、金魚一匹
つくれんばい。
44.結婚は、二人でひとつのトランクを引いていくようなもの。
ひとりじゃ重くて運ばれん。
45.一万人生まれきたら何人かは故障すると。
46.お母さん、おかあさん、オカアサン。小さく書いても
大きく書いてもお母さんの存在は大きかばい。
47.人間はいつかは死ぬ。聖徳太子も徳川家康も、
うちのじいちゃんも死んだばい。
48.仕事の種類は一万くらいある。ほかの夢ばみつけんしゃい。
49.人間には偉い人なんかおりゃせん。
努力すればすごい人になるたい。
50.人生は山あり、谷ありって言葉の意味を知っとるか。
頂上で記念写真撮ったら、降りてきんしゃい。
山はずっといるところじゃなか。家も川もみんな
谷にあると。冷たか水飲んで、もう一度山に
挑戦しんしゃい。
オマケ.生きていることが面白い。なりふりかまうより、
工夫してみろ。
※”がばいばあちゃん”・・・持永サノ
明治33年(1900年)佐賀生まれ。42歳で夫と死別。
以後、小・中・大学の掃除婦をしながら、7人の子供を
女手一つで育て上げる。昭和33年より8年間、長女
秀子の次男・昭広(島田洋七)を預かる。どんな時も
「笑顔」で子や孫たちに生きる楽しさと数々の名言を
残し、91歳で大往生。
磁石を縄で腰にまきつけ、
少しでもお金に換えようとする
ばあちゃん。
運動靴を買うために
貯金していたお札ごと、お店の人に渡す場面は感動しました。
ばあちゃん、運動靴の価格もお金の価値も関係ない
孫に
ただ、新しい運動靴をはかせたい一心だったんですね。
「ばあちゃん、前向きやね」
「後ろ向きは歩きにくいから」
ばあちゃん、いいこと言うねぇ。
何度見ても大好きなドラマ。
泉ピン子さんも
がばいばあちゃん役にぴったり。
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