吸い寄せラれそうな魅惑のクチビルみたいは葉っぱ
一枚の写真を見て
忘れられなくなり、調べてみた。
中南米の熱帯地方、ジャングルなどに生息するというアカネ科、ボチョウジ属の植物(Psychotria poeppigiana)は、葉の形が強烈に唇。しかも真っ赤な口紅をつけているかのように妖艶でセクシーだ。あまりにも唇そっくりなので英語では「ソア マウス・ブッシュ(口内炎の木)」と呼ばれている。現地では、「ウエディングキス」とか、「ホットリップ」という名で呼ばれているそうだ。
こんなにセクシーだと何かあるんだろう?と思いがちですが、この花の種子には媚薬効果があそうです。
真っ赤な葉の中央からは小さな黄色い花が咲く。
赤い唇から生まれてくるのは真っ青な実。赤・黄・青、そして葉の緑と、惜しみなく色を使いまくっています。
他にも地元では、この植物を様々な薬代わりとして使用しています。
花をすり潰して煎じたものは、頭痛、捻挫、リウマチ、筋肉痛に効果があるとして鎮痛剤代わりに服用され、樹皮は細かく砕いて、湿疹の薬として患部に塗ります。その真っ赤な苞(芽やつぼみを覆って花を保護する葉)は、外耳痛の治療薬にも使用されるそうです。
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