おばあちゃんの紫蘇ジュース
福岡から、初めて指宿に来たという20代の女性のお客様3名。
『ほろ酔』さんで、
食事された後、
スナックではないカラオケ屋さんという看板を見て、ご来店。
今どきの流行りのの歌を歌われる、歌うまさん。
心地よい歌声に、常連のお客様も拍手。
若い人がいるだけで店内も華やぐ。
店のマイクは、赤いマイク、白いマイクと
ママ愛用のピンクのマイク、
(発売され、私が一目惚れした、とても歌いやすいマイク。女性には一度使うと手放せない)
3本とも、置くと、ピンクのマイクを
を気に入ってくださり、

『歌いやすい』と
満面の笑み。
こういうお客様がいらしてくださると
頑張るパワーになる。
ひとりの女性が紫蘇ジュースをご注文されたので
炭酸で割って、
『紫蘇ジュースといっても甘いですから』と
おだししたけど
やっぱり、おふたりにも味わって欲しくて、
小さなワイングラスで
『味見して』とサービス。
すると、
ひとくち飲んで、
『おばあちゃんの紫蘇ジュースとおんなじ』
そう言いながら、目頭をうるませた。
え、
サービスで、おだししたなかのひとりが、
まさかの反応!
亡くなったおばあちゃんを思い出して
泣き出してしまい、
照れ隠しに煙草Timeで
外に出る
ひとには、それぞれ思い出や記憶がある。
彼女は紫蘇ジュースの味が、今はいないおばあちゃんの味だったのだろう。
私までもらい泣き。
お店の扉をあけて、
席につき、飲み物を飲み
歌を歌う
そのなかで、
なにかしら、『記憶』に
残ってくれたら、
時の記憶として、迎える側には
嬉しい。
久しぶり、
最近ご無沙汰の弟の歌を思い出した(笑)
『時の記憶』

写真撮るのを忘れて
画像は、ネットから、
梅干しを作るのに欠かせない赤紫蘇は、夏の風物詩。
紫蘇ジュースは6月から8月からとれる赤紫蘇を使って作っています。
紫蘇というと酸味が強いと思われますが、氷砂糖を加えているので甘いです。