彼女の20分間
お客様からお客様ご縁を、繋いでいただいて、
今日は、どんなかたと繋がって行けるのだろうと
昨日のお客様が繋いでくださったのは
なんと、
大量の荷物とともに現れた女性のお客様と
飲み友達の男性。
女性の荷物はクーラーボックスがふたつ。
中身が気になる〜
お菓子が入っているので
なかに入れてもいいですか？
え？
お菓子？
見えないと気になる。
お菓子の販売？
スーパーのテナントで売ってるアレ？
お客様にあれこれ聞いてはいけないのだけど
乙女の食欲が…
つい、なにが入って
いるんですか？
と聞いてしまった。
彼女は個人て訪問販売をしているのだそう。
値段も聞かずに
バウムクーヘンとアップルパイをと…
だってママだもん。
ところが
「これ、結構するんですよ。ふたつ、で4500円しますから」
え？
(;; ゜;д ゜;)
ひとのいいママさんをよそおいたかったのに
ひとつでとソッコーです。
彼女の熱い想いの分だけ
お菓子に
いろんなものが
詰まってる
｢モノを売る｣
それは雑貨屋をしている私にとって他人事ではない
女どうし
話が弾んで止まらない
指宿の夜の街に
20分間という訪問販売に店を出ていく彼女。
最終のJRで、帰るから10時38分に間に合わせなければならない。
20分間で、どれだけ達成できるのだろ。
タイムリミットは20分。
夜の店が対象だから、あまり早いと客がいないのだそうだ。
20分後
見事に
売りきったと報告する彼女に
田舎のおっかさんみたいな気持ちになり、
ちょっとうるうるした。
「軽くなってよかった」
置き薬のCMのように
帰り支度をする彼女に言う。
試食させていただいたおから米粉クッキー
そんなに甘くなく、
いくらでもいける。
サケサク食感がクセになりそう。
彼女のイチオシは
いろんな味を閉じ込めたチョコ
私は
桜の味の丸い桜色チョコをポンと口に放り込む
優しい春のかおり、ほんのり桜味
バウムクーヘンのまんまるなカタチのように
人と人の輪がつながってゆく。
出逢いに感謝
ご縁に感謝です。
今思うと
大好きなアップルパイも買っておけばよかった。
つぎに
ゲット( *˙ω˙*)و しよ。
美味しいものが好きな女友達にも食べさせてあげよう。